アラン『わが思索のあと』

日曜日。晴。

NML で音楽を聴く。■レスピーギリュートのための古風な舞曲とアリア第三組曲で、演奏はイ・ムジチ合奏団(NML)。初めて聴く曲だが、ポピュラー曲かな。ところで、全然リュートは出てきませんよ。そういう曲なのかな。

レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲/バーバー:弦楽のためのアダージョ 他

レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲/バーバー:弦楽のためのアダージョ 他

■バーバーの弦楽のためのアダージョ op.11 で、演奏はイ・ムジチ合奏団(NML)。アメリカでは特殊なシチュエーションで流される、いわずと知れた(準公的)ポピュラー曲であるが、もともとは弦楽四重奏曲の緩徐楽章であった筈。作曲者はその使われ方にウンザリしていたと記憶している。イ・ムジチの演奏はあっさりしたもので、まあこれなら聴ける。

バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」で、指揮はクリストフ・フォン・ドホナーニ、クリーヴランド管弦楽団NML)。年齢を重ねるほどにバルトークはすばらしく思えるようになってきた。じつに、若い頃は全然わかっていなかったので、ただ有名だから聴いていただけだった(そうしたことは意外と大事だが)。まだまだバルトークから学ぶことはたくさんある。こんな自分でも少しずつは進歩しているようだ。なお、自分はドホナーニという指揮者は実力者だと思っている。

弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽

弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽

 

アラン『わが思索のあと』読了。森有正訳。

わが思索のあと (中公文庫プレミアム)

わが思索のあと (中公文庫プレミアム)

 
ショパンポロネーズ第四番 op.40-2、第一番 op.26-1、第二番 op.26-2、第三番 op.40-1、第六番 op.53 で、ピアノはラザール・ベルマン(NMLMP3)。■スクリャービンの三つの前奏曲 op.35、四つの前奏曲 op.37、四つの前奏曲 op.39 で、ピアノはドミートリー・アレクセーエフ(NMLCD)。