こともなし

曇。今朝は氷点下だったそうである。

NML で音楽を聴く。■モーツァルト弦楽四重奏曲第十五番 K.421 で、演奏はエマーソン弦楽四重奏団NMLCD)。短調モーツァルト。■モーツァルトのミサ曲第十八番ハ短調 K.427 で、指揮はレイモンド・レッパード、ジョン・オールディス合唱団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団NML)。未完のいわゆる「大ミサ」曲。キリスト教音楽の中でも、ペルゴレージスターバト・マーテルと共に自分のもっとも愛する曲のひとつである。宗教曲としては、許し難くも甘美であるといわれるほど、劇的で美しい曲だ。レッパードという指揮者に関しては何も知らない。音質からして、少し古い録音なのではないかと思う。自分には特にガーディナー古楽器オーケストラによる、引き締まった劇的緊張感に満ちた録音がスタンダードだったので、モダン・オーケストラによるこの演奏は少し厚ぼったく、鈍重に聴こえないでもなかったが、一方ではすばらしく甘美でもあった。グローリアの Qui tollis... には感動させられたし、聴いてよかったと思う。正しい演奏だけがよいとは限らないのだ。

Mozart: Mass In C Minor

Mozart: Mass In C Minor

  • アーティスト: Raymond Leppard/Ileana Cotrubas/Dame Kiri Te Kanawa/Werner Krenn/Hans Sotin/John Alldis Choir/New Philharmonia Orchestra
  • 出版社/メーカー: Warner Classics
  • 発売日: 1986/06/02
  • メディア: MP3 ダウンロード
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レッパードという指揮者はウィキペディアにも少しの記述しかなく、検索でも特別なものは引っかからないが、いまだ 91歳で御存命のようである。イギリス人の指揮者らしい。■ショパンマズルカ op.6、op.7 (全九曲)で、ピアノは Antonio Barbosa (NML)。
Mazurkas Complete

Mazurkas Complete

 
今日は寒い。昼近くなっても氷が張っている。


 
あるカリスマブロガーとかいう人のブログをちょっと読んでいて、ホントに地方活性化などにリソースを割くのが正しいのかという意見があったのだけれど、心配する必要はないと思う。地方活性化なんて口だけで、誰もやっていないし誰もマジメにやろうとしていないから。地方に住んでいれば誰でもそれくらいのことはわかります。この国から数千万人レヴェルで人口が減っていくこの数十年でも、東京は地方から富を吸い上げ続けて繁栄するだろうし、地方はそれこそ消滅する。よいか悪いか知らないが、地方人のわたしはそれが不可避だと実感しています。誤解なきように言っておくと、自分の住んでいるところはいま現在は恵まれていて、ロードサイドに新店舗はどんどんできるし、自分の町内は新しい若い住民で膨れつつあります。それがいつまで続くかはわからないし、まあ自分には別にうれしいことでも何でもないのではあるが。何だか自分の故郷でなくなりつつある感じ。

しかし、日本の大規模な人口減少など、僕の学生の頃(既に30年も前である)でも既にわかっていたことである。わたし程度でも新書本などで当時から関心を持ち続けてきたくらいだ。人口減少という問題がいかに対策の立てようがなく、むずかしすぎる問題かをそれは物語っている。

それにしても、都会の知識人は地方に冷たいですね。基本的に、東京がダメになったら日本もダメになるという意識で、ああそうですかという感じ。まあ、まちがってはいないけれど、そういう人たちの頭の中では、日本とは東京のことなのだな。地方は日本に入っていない。笑える。


オスカル・パニッツァを読んで寝る。