晴。
昧爽起床。昨晩は早く寝た。
NML で音楽を聴く。■バッハのトリオ・ソナタ第四番 BWV528 で、オルガンは椎名雄一郎(NML、CD)。■バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第一番 BWV1001 で、ヴァイオリンはジュリアーノ・カルミニョーラ(NML)。バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータは全部で六曲からなる著名な曲集であるが、これが自分に親しい音楽として聴こえてくるようになったのはそれほど前のことではない。曲があまりにも大きくて、自分を大きく超えていたのだ。最近ではこの曲集を聴くと深くなぐさめられる。たった一丁のヴァイオリンの作り出す世界が、無限に深いのを感じる。
- アーティスト: ジュリアーノ・カルミニョーラ,バッハ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
- アーティスト: Seoul Philharmonic Orchestra,Myung Whun Chung
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2015/03/31
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
夕方になって雨。
図書館から借りてきた、『エリアーデ著作集 第六巻 悪魔と両性具有』読了。論文集で統一された著作ではない。いまエリアーデが読まれているのかまったく知らないが、いまだに読む価値があると思う。エリアーデは決して古くなっていない。
- 作者: ミルチャ・エリアーデ,宮治昭
- 出版社/メーカー: せりか書房
- 発売日: 1985/11
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
『禅海一瀾講話』を読む。星々の消えつつあるように見える現代日本の仏教界であるが(いや、よく知らぬけれどね)、クソ坊主どもは本書を拳々服膺するとよいと思う。とかいっても無駄なのだけれど、一応いわずにおれない。わたしも本書を読んで自分の小ささを毎回確認している。しかし、誰が岩波文庫に入れたのだろうな。ありがたいことである。まあ人のことはよいのだ。自分は自分のカスぶりをもっと肝に叩き込んだ方がよい。
リチャード・E・ルーベンスタインを読む。
明日から一泊の予定で遊んできます。また何か天気があまりよくなさそうだけれど。我々の心がけが悪いのだな(笑)。