晴。
昧爽起床。十時間くらい寝た。
NML で音楽を聴く。■フランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」op.18 で、オルガンはピーター・ハーフォード(NML、CD)。■モーツァルトのクラリネット協奏曲 K.622 で、クラリネットはリッカルド・モラレス、指揮は小澤征爾、水戸室内管弦楽団(NML)。
ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》 他 (2016年 水戸芸術館、コンサートホール・ライブ)
- アーティスト: 小澤征爾& 水戸室内管弦楽団
- 出版社/メーカー: Universal Music LLC
- 発売日: 2016/08/03
- メディア: MP3 ダウンロード
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■バッハのトリオ・ソナタ第三番 BWV527 で、オルガンは椎名雄一郎(NML、CD)。■シューベルトの交響曲第五番 D485 で、指揮はフランス・ブリュッヘン、18世紀オーケストラ(NML、CD)。
荻原魚雷(いつも何で「魚雷」なんだと気になるが)さんのブログを愛読しているが、そこに「自分を通して何を表現したいかということのほうが大切」という言葉があった。さても、自分に「表現したいこと」なんてあるのだろうか。まああるのかもしれないが、このブログも「表現したい」から書いているのかわからない気がする。いずれにせよ、自分が考えているのはもう少し別のことだ。自分は、いずれは人間の全表現が消滅することを知っている。だからといって、表現しても意味がないとかは思わないが、結局は執着である。そして、凡人が執着を免れることはむつかしい。さて、執着でない表現とかは、あるのだろうか。
わたしは、「人の役に立つ」などということは、意外とバカにできないと思う。我々バブル世代にとって、「人の役に立つ」ということはバカバカしいことであった。いまの若い人たちはふつうに「人の役に立ちたい」というそうで、どうも本気らしい。心やさしいことであるが、さて、これからどうなるのか。
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大工さんの仕事が終ったので後片づけ。少し直してもらっただけだが、なかなかよい仕事をしてもらったようでよかった。あまり言いたくはないが、こういう仕事をする人は、少なくともこんな田舎ではずるい人が多く、ウチもあとで愉快な気持ちを抱けなかったことが少なくないので、今回はありがたかった。自分よりも若い人たちだったが、若い人に期待しないわたくしはやはりまちがっているようにも思う。
「田舎はすばらしい」という人がいるが、そういうところもあるけれども、田舎の人間にはまたずるい人、悪い意味での田舎者がたくさんいることもまた事実である。わたくしも田舎者であるから、そういうところがないとはいわない。期待をもって田舎に移り住んできた若い人を村八分にしたり、面倒なことを押し付けたりということも聞くので、過度に田舎に期待してはいけないということもある。田舎の人は素朴でよいとかは、一種の神話であるかも知れない。
ミスタードーナツ イオンモール各務原店。クリームイン・マフィン キャラメルアーモンド+ブレンドコーヒー。あと家族の分も買う。
町田さんの『ギケイキ』を読む。何か文体がマンネリな気がして少し読んで放ってあったのだが、続きを見てみたら次第におもしろくなってきて三分の一ほど読んだ。それこそ文体はマンネリで以前はあれほど爆笑できたのにまるで醒めてしまったが、こういうまあ変な文体なのだと思えば気にならなくなってきた。お話がおもしろくなってきたのもあるし、著者のふざけた調子の中に身も蓋もない真実が混ざっているのもピリリとしてよい感じ。続けて読もう。
土曜日でイオンは普段の倍くらいの混雑。皆んなイオンが好きなのだな。