日曜日。曇。
昨晩は遅くまでプログラミングのブログを書いていたので、今朝は寝坊。よく寝坊するな。
睡眠の後始末。
NML で音楽を聴く。■バッハの管弦楽組曲第四番 BWV1069 で、指揮はフランス・ブリュッヘン、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団(NML、CD)。■ベートーヴェンのピアノ協奏曲第四番 op.58 で、ピアノはマウリツィオ・ポリーニ、指揮はカール・ベーム(NML、CD)。■ベリオの「Serenata I」で、フルートはセヴェリーノ・ガッゼローニ、指揮はピエール・ブーレーズ(NML、CD)。■プーランクのフルート・ソナタで、フルートは浮ヶ谷順子 、ピアノは元井美幸(NML)。
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NML で音楽を聴く。■モーツァルトのミサ・プレヴィス ト長調 K.49 で、指揮はヘルベルト・ケーゲル(NML、CD)。こんなすばらしい曲があったのだな。■マーラーの「亡き子をしのぶ歌」で、ソプラノはジェシー・ノーマン、指揮は小澤征爾、ボストン交響楽団(NML、CD)。
真面目に真摯にまちがったことをいう人にはどう対したらよいのか。ってまあ、僕は相手が真面目だろうが真摯だろうがあまり頓着しないのだが。それに、いい人だけどまちがっているかも知れないが、まちがっているけれどいい人なのだ。ちなみにわたくしは河合隼雄先生の、わたしは本当のことなど絶対に言いませんという文句が好きである。まさにこれでしょう。
河合先生は中沢さんに、あなたみたいに本当のことばかり言っていると、しまいには十字架にかけられてしまいますよと仰っていたらしい。中沢さんもその言を拳々服膺したとのことである。まあ、下らん時代だからね。桑原桑原。
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フアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』読了。本当は精緻に構成された細部にまで気を留めて読むべきなのだろうが、そこまでの余裕はなかった。結局そこいらが自分の小説読みの限界なのだろう。しかし、それらは措いても、強力で徹底的に虚無的なラテン・アメリカの世界。生にも死にも何の意味もなく、虫けらのように人が死んでいく。キリスト教がこの世界に何を付け加えたのか、考えてみるのもおもしろいだろう。神父までが虚無と倦怠と罪の意識に苛まれるのだ。これがスーザン・ソンタグのいう二十世紀最大の小説のひとつというのは、あらためて不思議な感じがする。二十世紀もまた、人を幸せにしなかったのかも知れない。さて、世界がインターネット化した今世紀はどうなのだろうか。我々は豚のように生き延びているだけだと言ったら、豚に失礼なのであるまいか。そんな気もする。
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柳田国男『都市と農村』読了。柳田の文章は自分の理解力を超えているが、もっと読んでいきたいと思っている。しかし、何故柳田の文章は自分の頭に入ってこないのだろう。まあ能力不足ということなのであろうが。本書も、ただ目を通したというだけだ。
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