母に付き添って大きな病院へ

晴。
もう桜が散り始めている。ほんの一週間ほどなのだな。


シューマンのピアノ四重奏曲 op.47 で、演奏はノートス四重奏団。第一楽章がいまの季節にぴったりで聴きたくなった。ノートス四重奏団というのは知らないが、どうやら弦楽四重奏団ではなく、ピアノ四重奏のためのカルテットのようだ。ピアノ・トリオのためのはあるけれど、これはめずらしい。なかなかいい演奏が繰り広げられていて、楽しませてもらった。第三楽章にホロリとさせられたのを見ても、自分は本質的に Romantiker だなと思う。


モーツァルトの弦楽五重奏曲第四番 K.516。演奏者たちはまったく知らないが、過不足のない、お手本のような見事な演奏。何の不満もなかった。いずれ名のある実力者たちに相違あるまい。曲は終楽章とかちょっと忘れていて、おやこんなところがあったのかなどおもしろく聴けた。第一楽章は短調だが、決して希望のない曲ではない。


丸亀製麺イオンタウン各務原にて昼食。とろ玉(大)+いか天+えび天790円。おいしいのだけれど、汁はここまで旨み成分を利かせなくてもいいと思う。もっと醤油っぽくてもいい。口に残るのでおそらく化学調味料だと思う。グルメではないから化調はダメとかいわないが、ほどよく使うほうがいい。あとで水が飲みたくなる。

外は本当にいい天気。

昼から母に付き添って大きな病院へ。いろいろ検査ののち、結果は最悪一歩手前くらいのきびしいものだった。しかし絶望でもないよう。明日から入院。しかし、このまま放置していたらと思うと、先日思い切って大阪へいったのはよかった。今日もまったく率直な話が聞けてそれもよかったと思っている。病院の対応もしっかりしていて、また後日などという対応でなかった。そして、びっくりするような偶然があった。今日診てもらった先生が僕の高一のときのクラスメートだったのだ。僕はまったくわからなかったし今でも思い出せないが、僕の苗字とあとハスキーボイスでわかったというから驚かされる。そして、先生はまたちょうど母の病気のあたりがずっと専門だったとのこと。幸運の先触れだと思いたいところである。

重い話を書いてすみません。でも、先日書いたとおり、何が書けるかわかりませんが、ブログの更新は続けるつもりです。ここは自分の家みたいなものなので。どうかよろしくお願いします。

これから当分基本的に自分が家事らしきことをするつもりなので、母からいろいろ教わる。いずれにせよ、面会のときにメモ帳をもっていって、少しづつ訊くつもりである。

僕もしっかりしていたつもりのようでいろいろ言われたことが多すぎて、肝心の病名が正確に思い出せない。明日聞かないといけない。やはりちょっとぼっとしていたな。