桜を見るため散歩

晴。


バッハのパルティータ第一番 BWV825 で、ピアノはエミール・ギレリス


バッハのフランス組曲第五番 BWV816 で、ピアノはエミール・ギレリス。いくら何でもジーグは速すぎるな。指が回りすぎるのだ。でも全体としては悪くない。

小ざかしい本とかツイッターとかいまはあまり気分ではなくて、ひとの何てことのないブログを読んだりプログラミングのことを考えたりするのが気が晴れる。僕がブログ好きなのは、ひとのふつうの日常がそこにあるからなのかもしれない(そういうブログが好きなのである)。我々には、ふつうの日常がすべてなのではないだろうか。プログラミングは何だろうね。これは自己満足かもしれないし、何にせよ罪のない遊びである。でも、そうやって遊んでいる人はそんなにはネット上でもいない。大多数はお仕事か、学生さんなのだよね。

時間は充分寝ているのだけれどいつもより早い時刻に起きているので眠い。
昼から一時間半ほど昼寝。

今日はすばらしい天気で桜も満開なので、四日前と同じ道をイオンモールまで歩いてきた。桜を見るための一時間の散歩である。月並みだけれど撮ったのを貼ります。








ここは別に有名な場所でもないので、桜を見に来ている人も少なかった。田んぼの上にはヒバリが天高くさえずっている。通る人も稀な田舎道です。

イオンモールでは今日はドトールへ。冷たくて甘いものが飲みたかったので、アイスロイヤルミルクティーS 280円を注文する。飲み始めたら甘くなくて、ガムシロップはセルフサービスだと気づいたが、まあ面倒なのでそのまま飲んでいた。持参したのは開高健の『眼ある花々』で、これは yomunel さんの日記を見たせいである。中公文庫昭和六十一年六版、240円。100ページあまりの薄い文庫本なので読んでしまえるかと思っていたが、なつかしくてゆっくり半分くらい読んだ。開高健は自分の出発点のひとつであるが、ここから何とも遠くまできてしまったなと思う。ほぼすべての文章を文庫本でもっている筈だ。いまでは読み返すことも稀だが、読み返してみると昔と同じようにすばらしく感じる。開高健というと自分の中では何かしら「本物」というイメージなのだが、いまや本物の必要なくなった時代だ。しかし、これは確信だが、開高はこれからもほそぼそとではあろうがきっと読み継がれていくと思う。イオンモールで開高を読むというのはニセモノくさい感じもするけれど。

Go言語で「n queens 問題」を解いてみる。
obelisk.hatenablog.com