青柳いづみこ『ドビュッシーとの散歩』

曇。

昼過ぎまでぼーっとしていた。
 

バルトークの「ミクロコスモス」第三十七番〜第六十六番で、ピアノはクロード・エルフェ。


ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第九番 op.47 で、ヴァイオリンはダヴィッド・オイストラフ、ピアノはレフ・オボーリン。いわゆる「クロイツェル・ソナタ」。

寒すぎる。雪がボッボと降ってきた。
 

メンデルスゾーンのピアノ・トリオ第二番 op.66 で、演奏はファン・ベーレ・トリオ。意欲的な演奏で聴いていて楽しかった。

Intel 製 CPU そのものの脆弱性「Meltdown/Spectre」で大騒ぎになっていますな。読み取れてはいけないアドレスの内容が読み取れるといったものらしい。まだ悪用されたケースは発見されていないようだが、ログが残らないので発見は不可能かも。対策を慌てすぎてバグを残したままシステム更新とかも起きているようだ。しかし CPU そのものの脆弱性とか、どうせよというのであろうか。よくわからん。

図書館から借りてきた、青柳いづみこドビュッシーとの散歩』読了。これは洒落たエッセイ集。青柳さんの本は文庫などになればほとんど読んできたと思っていたが、これは未読であった。このひと、うまい文章を書かれるのだよね。本書はドビュッシーピアノ曲を一曲づつ取り上げて、それに関して書かれた軽い文章をまとめて作られたものだ。曲の音楽的核心を解説した部分は自分にはむずかしいが、まあそんなことはわからなくても充分楽しめる。わかればもっと楽しめるだろう。ドビュッシー入門には最適で、You Tube などで音楽の方も聴いてみればなおさらであろうかと。いや、ドビュッシーが聴きたくなってきました。(AM00:21)

 

ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」で、ピアノはブルーノ・カニーノ。カニーノってよく知らないピアニストだが、これはいい感じだ。Wikipedia を見ると既に録音も多数ある大家なのだな。いや、無知でした。


ドビュッシーの「子供の領分」で、ピアノはブルーノ・カニーノ。うーん、これはちょっとわからない。もっとデリケートな曲集だと思っていたのだが。ところで「雪は踊っている」の冒頭って、よく知らないけれどペダルは要らないの? これだとぜんぜんファンタジックでないのだが。それともマイクが近すぎるのかなあ。(AM01:06)


ドビュッシーの「管弦楽のための『映像』」第二番「イベリア」で、指揮はクラウディオ・アバド。LSO がよく鳴っているなあ。(AM01:35)