こともなし

曇時々雨。

派手にぶっ壊れていて直せるのかなと思う。午前中はそれで潰れた。

昼から iTunesインストーラーがおかしかったので直したり(ホントに Windows はストレスが溜まる)、色いろ入れてある Linux をアップデートしたりしていたらあっという間に 3時。

夜、仕事。あと 4日でセンター試験だ。


 
「この支離滅裂、異常な構想力、唐突な破綻ぶり。デスイーターたちが何だか知らないけど無意味にやおいらしきものを始めるところ。人工知能には創造性がないとかいっている連中がいるけれど、これでも、あるいはアルファゼロの囲碁でもそうだけれど、むしろ人工知能が明らかにしているのは、ぼくたち人間の知能や創造性と称するものがいかに制約されていて、型にはまっているかということだと思う。」
ハリーポッター全巻を AI に「喰わせ」て、何ものかを出力したという。山形さんの評はおもしろいところを突いている。AI こそは、人間の想像力の限界を突破するものなのかも知れない。自分はそれを手放しで礼賛するつもりはないけれど、前にも書いたとおり、AI が人間を超えたクリエイティブなことにこそ利用される日がきても自分は驚かない。人間こそがむしろ、AI化しても採算の取れない単純労働の類に従事する未来がきてもおかしくないという気がますますしてきた。

 

ブラームスクラリネット・トリオ op.114 で、クラリネットはマーティン・フロスト、チェロはクレメンス・ハーゲン、ピアノはレイフ・オヴェ・アンスネス。調子が悪い中で聴ける曲を探したらこれだった。カッコいい演奏ですよ。(AM00:11)


バルトークの「ミクロコスモス」第一番〜第三十六番で、ピアノはクロード・エルフェ。(AM00:37)


バルトーク無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 で、ヴァイオリンはヴィクトリア・ムローヴァ。おそらく初めて聴くと思うが、すばらしい曲だ。無伴奏ヴァイオリンのための曲というともちろん直ちに大バッハの作品が思い浮かぶことになるが、この曲はそれらに決して見劣りするものではない。鋼のようにピンと張り詰めた緊張感はバルトーク独特のものだ。ムローヴァはよくここまで弾き込んだものだな。大したものである。(AM01:13)