こともなし

晴。暖かい。
音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第五番 BWV816 (マレイ・ペライア参照)。僕のこよなく愛するフランス組曲であるが、すっかりペライアの演奏がスタンダードになってしまった。フランス組曲の特にどれを取るかといえばその時の気分でわからないと答えるしかないが、敢ていえば第一番、第四番、第五番のいずれかということになるか。その中でも第五番はいちばんよく出来た曲なような気がする(フランス組曲は総じて完成度が高いので、飽くまで敢ていえばである)。特に最後のジーグが好きで、これが聴きたいがために第五番を聴くといっても過言ではない。快活な舞曲であるが、第五番は長調であるのに、ジーグからは小林秀雄モーツァルトについて言った有名な「疾走する悲しみ」のようなものが聴こえてきてしかたがない。この楽しいのか悲しいのかわからないような快活さが、自分の特に愛するところなのだと思う。

午前中、県図書館。土曜日の午前中の図書館が、こんなにも混んでいるものだとは知らなかった。まあ図書館が混むというのは、たぶんいいことだよね。本を買うという選択肢もあっていいと思うけれど。ちなみに若い人の本離れとかいうが、実際に調査してみると、本を買うのはもっぱら若い人たちであるというのが事実のようだ。これは自分の実感というか、印象にも合う。40歳以上で本を読んでいる人というのは、非常に少ないという印象だ。多くの人は、親になると本を読まなくなってしまうようである。
昼食はモスバーガーのドライブスルー。

仕事から帰ってきてmathnb さんの出題を考えてみるが、導入の入試問題の方は一応解けたけれど、「メイン」とされている部分はよくわからない。むずかしいですね。