長谷川公一『脱原子力社会へ』

晴。
音楽を聴く。■バッハ:フランス組曲第四番 BWV815(マレイ・ペライア参照)。■ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ:フルート・ソナタ第一番ニ長調 op.3-1 (パウル・ウォールベリ)。無名のつつましい音楽。音楽ってこれで充分ではないかという気がする。

Platti: Six Flute Sonatas Op 3

Platti: Six Flute Sonatas Op 3

しかし、こんな作曲家でもいまはびっくりするくらいの数のCDが出ているのだよね。本当に驚くべき時代。

近年登場してそれなりに注目を集めているプログラミング言語は、静的型付けのものが殆どであり、その点で Ruby などは時代遅れだと言われることがある。しかし、自分のような初心者の言うことではあるが、自分は Ruby は型宣言を明示するようにはなって欲しくない。型宣言のないのは Ruby の特徴のひとつなのだ。基本的に、型宣言というのはなくても済むものであり、ただ人間側のミスをカバーする役割が大きい。なくてもよいものがないというのは、コードにおいて気持ちがよい。バカなことをいうが、Ruby のコードの見た目の気持ちよさは、(主観的なものに過ぎないとはいえ)自己満足と楽しさがある。Ruby コードは本当に気持ちがよいのだ。初心者なりに、それを失って欲しくないと思ってしまう。
Gem 'oekaki' にマウスクリック、子ウィンドウ、ボタンなどの機能を付けていたら半日経ってしまった(参照)。自分でもちゃちながら、なかなか愉快なものができたと思う。Gem のダウンロード数は 600を超えた。自分にはこれで充分。
oekaki | RubyGems.org | your community gem host

図書館から借りてきた、長谷川公一『脱原子力社会へ』読了。我々はなぜこうすぐ忘れてしまうのだろうな。本書は2011年9月、つまり震災と原発事故のあった年に出版されたものであるが、あの頃あれほど皆んな神経質になり、悩んだのに、もう忘れている。いまだ原発事故が収束していないのに、外国へ原発を輸出するというようなことが出来る神経がわからないが、誰も何も言わないようだ。結構な国であるな、日本は。
脱原子力社会へ――電力をグリーン化する (岩波新書)

脱原子力社会へ――電力をグリーン化する (岩波新書)