小林信彦『映画×東京 とっておき雑学ノート』

曇。

午前中、ネッツトヨタスタッドレスタイヤへの交換。待っているあいだ、小林信彦氏のエッセイを読む。いつものごとく見事な文章で、間然とするところがない。安心して読める。なお、今回からタイヤの交換にお金がかかることになって驚く。これまで、ネッツトヨタでは無料であり、やはりここでもきびしいのだなと嫌でも思い知らされる。まったく、自分はアベノミクスの効果を知っているけれど、世間で「アベノミクスは失敗だ」という人が多いのももっともだと思わずにはいられなかった。もちろん、アベノミクスでなければもっとひどいことになっていたわけであるが*1、情弱はそんなことは知らないのだけれども。
もはや、日本企業そのものが地盤沈下しているのだな。それでも経済学者にいわせると、日本企業は「思ったより」まだ余力があるということだが。まあ、その蓄えも食いつぶしていくことになろう。

日本人には、というのは主語(?)が大きすぎるのであるが、冗談として書くと、複雑な人がきわめて少なくなったなと思う。かしこい人は多いが、どうも単純に思われることが最近多い。底が浅くてつまらないのである。

図書館から借りてきた、小林信彦『映画×東京 とっておき雑学ノート』読了。

映画×東京とっておき雑学ノート―本音を申せば

映画×東京とっておき雑学ノート―本音を申せば

 


けものフレンズ第6話を観る。

*1:しかし自分は、アベノミクスによる消費増税はまったく支持しない。これは経済に悪影響のみをもたらしたし、各論から言ってもよいことは皆無だと思う。自分は基本的にここで論じられている議論が適切であると考えている。