晴。
午前中はプログラミングをしたり。
今日はいい天気なので、昼から図書館など。市の図書館と県の図書館と両方へ行くつもりだったが、ふと市の図書館で訊いてみたら県の図書館は今日は休館日とのこと。明日行かないといけない。市民公園の樹々はそろそろ色づき始めていて、毎度の写真を撮ってみたが残念ピンぼけ。僕のコンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)は、風景を撮るとピンぼけになる確率が高い。
650円の割引券があるので、尾西の BOOKOFF PLUS へ行ってみる。好天のドライブを兼ねて。笠松まで行って、木曽川橋を愛知県側へわたり、すぐに右折して木曽川の堤防道路を走る。道が狭いのでゆっくりと。カーナビ頼みでよく知らない交差点を曲がったら、そこが目的地だった。
BOOKOFF PLUS 一宮尾西は前にも書いたが(参照)、なかなか大きい店舗で、平日の昼間なのにたくさん車が停まっていた。自分もそうなのだが、結構ヒマ人は多いらしい。前回同様、プログラミング本を中心に買う。かなりいい本が揃っていて驚いた。物理や数学の本も悪くないものがあったが、既に持っているものばかりだったのでさすがに買わない。あとは、文庫本で吉井勇全歌集、川上未映子さんの長編、長嶋有、日高敏隆先生など。
もう少し他にも寄ろうかなとも思ったのだが、まあこれくらいでいいだろうと思い直して帰路につく。片道 20km くらいで、全部で 2時間半ほどドライブしたかな。
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paiza オンラインハッカソンを解いていました。
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図書館から借りてきた、徳永康元『ブダペスト回想』読了。徳永氏の著書としては 8年前に『ブダペストの古本屋』がちくま文庫に入っている。もしかしてと思って旧ブログを検索してみたところ、文庫新刊として読んでいたらしい。どうも恐ろしく低評価で、我ながら冷や汗が出るが、当時の自分の感覚はわからないこともない。まあしかし、それはどうでもいい。いまの自分には著者がめったにない実力者であることは明白で、その「虚無」のようなものも多少わかる気がする。そして紋切り型を書いておけば、昔はこういう大先生がいたものである。もちろん自分が知らないだけで、いまもそういう人は(たぶん)いるのであろうが。
それにしても、著者の文体に「体臭」みたいなものを嗅ぎつけた 8年前の自分は、まあなかなか鋭かったような気もする。いまではそのような文体の「臭み」みたいなものは決してきらいでなくて、つまりは自分も老害化してきたようだ。著者もまた冥い認識をもつ人間であり、その点では自分は著者と似たところがあるように思う。そして自分は、そんな自分があまり好きではない。なるたけ明るくいきたいものである。
- 作者: 徳永康元
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