家族で伊勢神宮へ

金曜日は独りで阿房列車してきたばかりであるが、シーズンであるので家族でどこかへ出かけたい。もう家族皆んな元気で遊べるのはそう何年もないかもしれない。というので、家族で伊勢へ遊びに行ってきました。これまで悪天候で何度も延期し、今回も昨日の段階ではほぼ諦めていたのだが、早朝の予報が多少希望的だったので思い切って強行しました。では、いつもながら簡単な記録をば。
 8:05自宅を出発、各務原ICから名古屋高速経由で東名阪自動車道へ。通勤時間帯のせいか車は多め。御在所SAで休憩ののち、伊勢自動車道へ。雲行きがあやしいなか快調に飛ばし、伊勢西ICで高速を降りる。と同時にこれまで何とか持っていた天気が本格的な雨に。何という間の悪さかと嘆きつつ、まず伊勢神宮外宮へ。10:25外宮着、自宅から163.4km。
 もう天気は諦めて、コンビニ傘を差して参拝する。僕は伊勢自体初めてなので、もちろんここも初めてであり、興味津々。ただ、外宮はずば抜けて巨大ということはないですね。ここももちろん式年遷宮するのであり、その空き空間がよくわかる。で正宮にお参りだが、特に何をお願いしたわけでもなく、お参りしました。何か区切られた前の空間に、神社の若い人(何ていうのか知らない)と一般人にしか見えない人が入ってきて、その空間でお参りをしていた。どうも、お金を余分に出すかすると、そこまでなら特別に入れる様子である。何でも金次第ということだろう。
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外宮を参拝し終わったあたりで雨が止む。これは何とかこのままいかないか。次は内宮へ。A駐車場は既に満車で、B駐車場へ。Bは遠いが、まだまだ随分余裕があった(おはらい町をすべて歩くなら、結局B駐車場の方がいいくらいだということが後で判明)。おはらい町を歩き、人気の「おかげ横丁」も行ってみる。まあ「おかげ横丁」は簡易テーマパークであり、我々にはあまり関係がなかった。参拝前に、おはらい町の某店で「伊勢うどん」を食す。これは濃いつゆをできるだけ(もう絡めるだけ)うどんに絡ませて食べた方がよい。僕はつゆのあまりの見かけの濃さに恐れをなしたのだが、実際はそれほどでもないので、ちょっと薄めに食べてしまった。
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食事を終えて、ちょうど正午くらい。ここから内宮へ参拝する。まずは宇治橋のたもと、よくテレビで見知った場所から敷地内へ。橋から五十鈴川の景色はかなりすばらしい。いちおう手を清めたあと、五十鈴川に下りてここでも手を清める(真似)。
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外宮もそうだったが、内宮の森ははっきりとした照葉樹林である。同じ東海地方であるが、岐阜県はそうではないので、三重県がまた関西圏でもあることをはっきりと感ずる。そして杉や楠の驚くべき大木。このあたりはさすがにすごい。そしてお参り。ここも特別料金待遇があるようだ。
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これで念願の(?)伊勢神宮参拝を体験。次は伊勢神宮の美術館へでも行こうと思っていたのだが、美術に興味の薄い父が、小学校の時に訪れたきりの「夫婦岩(めおといわ)」へ行きたいというので、カーナビで検索してみたところ、意外と近いので父の希望を叶えることにする。だいたい内宮から20分くらいで伊勢二見浦に到着。ここになって青空が見えるようになり、暑い。おお、海だ。海無し県に生まれた自分は、海を見ると不思議な感じがする。確かにはっきりとうれしいのだ。本当に「海はひろいな大きいな」というそれそのままの感じ。「夫婦岩」近辺は昔は相当に賑わっていたようで、大きな宿泊施設がたくさんあるが、いまではさびれて悲しい雰囲気。「夫婦岩」の注連縄の張替えは毎年東海地方のニュースになって、実際に「夫婦岩」を見てもまったく既視感しかないが、まあそれでも楽しくないことは全然ない。観光は楽しい。「夫婦岩」を入れて、老両親のツーショットを撮影する(ひみつです)。
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歩いたらひどく暑かったので、コンビニでポカリを買って一気飲み。14:44二見浦発、自宅到着は17:41。自宅近くになって雨に。走行距離345.6km、総時間9時間36分の遊びでした!
おまけ。内宮参拝後、おはらい町の赤福の店で、赤福っぽいかき氷を! 暑くて堪らなかったので、大繁盛していました。赤福のアンコと、小さいモチ二個入りどす。緑はもちろん抹茶。それから、となりの本店で当然「赤福餅」も買いましたよ。
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