ThinkPad T410i に Xubuntu 16.04.1 LTS を入れる

晴。
とても早起きしたのだが、プログラミング系のブログを延々と読んでいて、いつもの時間と大差なくなる。
音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第四番 BWV828(バーナード・ロバーツ、参照)。まずまず。これでロバーツのパルティータを全部聴いたわけだが、特筆すべきところはないにせよ(グールドやペライアと比べてはいけない)、曲がいいのでこれでも充分聴けてしまう。バッハは偉大なり。
昨日頭をちょっと使ったので、今日は当面ぼーっとしていようと思う。

先日購入した ThinkPad を色いろとイジりたいのだが、まあイジればいいのだけれど、問題は部屋に机がひとつしかないという(笑)。当然その上にはメイン機の VAIO が鎮座しているので、そういうことで困る。というわけで、とりあえずメイン機はベッドの下に入れて、ThinkPad を使おうかね。
 で、いまは ThinkPad T410i の Linux Mint 18 Xfce でこれを書いております。まず気になるのは、Mint を立ち上げると、何も入っていない DVDドライブにさかんにアクセスして、ついにはトレイが開いてしまうという奇現象。なにが悪いのかさっぱりわからない。それから、ThinkPad で使ってみたかったのはまずウワサのキーボードなわけだが、ははあ、こういうものですか。なるほどなあ。しかしメイン機とキーボードの大きさがちがって、しばしば別のキーを打ってしまうのは困る。慣れるまでは仕方がないな。液晶ディスプレイは 1440×900 にすぎず、VAIO の 1920×1080フルHDとは比較にならないのだが、思ったより気にならない。発色もそんなに悪くない。
 再起動してみても感じたのだが、Mint 18 Xfce は、Windows ほどではないが、立ち上げに前より(Mint 17 より)時間がかかるような気がする。ただ、立ち上げ画面に変化が少ないせいで、そう感じるだけかも知れない。きちんと計ったわけではないので。Linux の常としてシャットダウンが一瞬なのはストレスレス。再起動をすることは結構あるので、Windows のシャットダウンの遅さには毎回ウンザリさせられるからね。
 「ソフトウェアの管理」から Geany をインストール。簡易IDEで、僕などにはこれで充分。どの Linux でもこれをインストールしている。
 こう使ってみると、T410i は 2010年の発売で、6年前のPC (当時はXPマシン) ということになるけれど、いまでも Linux Mint などを使えばメイン機として何が問題になるかというくらいだな。ゲームが無理というくらいなのではないか(そして自分はゲームをしない)。プリンタの設定は、ドライバをダウンロードして入れないといけないので、ちょっと面倒かも知れない(まだやっていないけれど、たぶんできると思う)。プリンタも殆ど使わないのですけれどねー。親のを使わせてもらっている(笑)。
 Alsaplayer のインストール。gtkインターフェイスにしておくとよい。Linux では無料で様々な音楽再生ソフトが選べるのだが、手軽に導入できるものではこれがいちばん音質がいいと思う。試してみたところでは、さすがに VAIO ほどの音質ではない。VAIO の存在意義があってよかった(笑)。
 別のパーティションに入っている BunsenLabs を立ち上げる。スタイリッシュなデスクトップだ。フォントを fonts-takao に替えているせいもあって、Google Chrome でブラウズしていても独特の感じ。うん、いいですね。
 rbenv で Ruby 2.3.1 をインストール。Mint 18 と同じく 'sudo apt-get install -y libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev' をやっておかないとビルドエラーが出る。インストールには時間がかかり、お風呂に入れるくらいなのでじっくり待とう。Bundler で Gem も入れられるようにする。BunsenLabs は Debian ベースなので、手順は Linux Mint (Ubuntu) のそれがそのまま使えるから便利。
 スクリーンショットはこんな感じ。

ここではプログラミングもやろうと、Scheme 実装のひとつ Guile を入れる。'sudo apt-get install guile-2.0' で OK。なお、BunsenLabs のデフォルト端末は terminator ってのだった。

ThinkPadLinux Mint をイジっているとき、Mint 16.04 Xfce を入れたのは (ネズミがトレードマークの) Xfce デスクトップを使ってみようとしてだったことを思い出して、調べてみたのだが、Mint では Xfce の特徴的なデスクトップにならないようである。何だか Mint ばかりだなあとも思ったので、思い切って Mint の替りに、Xfce がデフォルトの Xubuntu 16.04.1 LTS を入れ直すことにした。まあこれも Ubuntu なわけだが、つまらなかったらまた入れなおせばいいしということで、インストール。しかし、何だがインストールの相性が悪く、何度もやり直すことになる。特に、インストールしようとしたパーティションの再フォーマットを指定しなかったためにバグが出た。バグというのは、ぐぐってみてここで気がついたのである。で、再フォーマットしてみてようやく成功した。
 これでまだ終わらない。驚いたことに、Xubuntu には最初から Synaptic とソフトウェアセンターが両方とも入っていないのである。"$ sudo apt-get install synaptic" と "$ sudo apt-get install software-center" でインストール。次に、Google Chrome をインストールする。これも最初は慣れていず、再挑戦で入れることができた。あとは、アップデートなど。Xubuntu は更新が自動的にチェックされないのかな。時々ターミナルで更新するしかないかも。
 スクリーンショットはこんな感じ。ネズミがかわいいね。

それから、サスペンドから復帰するとマウスカーソルが消えるというバグが出る。とりあえずここにあるとおり、「Ctrl+Alt+F1」を押してから「Ctrl+Alt+F7」を押せば一応再出現する。しかし、こんなバグがまだ fixed されていないとは。
 予想以上に時間を喰ってしまった。Ruby のインストールは明日だな。なお、BunsenLabs の立ち上げには何の問題もなかった。Linuxデュアルブートはうまくいっているみたい。次はもうひとつ入れて、トリプルブートにしたい。