岡野雄一『ペコロスの母の贈り物』

日曜日。曇。雨っていう予報だったのだが。曇でも暖かい。

Ruby で Enumerator を返すってのがカッコいいので(?)やってみたい。もちろん便利になるはず。どうやるのかな。
 ははあ、なるほど、ここここが参考になる。

#フィボナッチ数列の無限生成
fib = Enumerator.new do |y|
  a = b = 1
  loop do
    y << a    #ここで出力
    a, b = b, a + b
  end
end

p fib.first(10)    #=>[1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55]
10.times {print "#{fib.next}  "};puts    #=>"1  1  2  3  5  8  13  21  34  55"


2016年冬_45
図書館。
NHK大河ドラマの「真田丸」、すごくおもしろいな。以前、三谷幸喜にはさほど期待しないと書いたが、脱帽である。スリリングな展開が驚き。この先が楽しみだ。

図書館から借りてきた、岡野雄一ペコロスの母の贈り物』読了。なかなかよかった。ウチの両親も高齢になり(まだ元気ではあるけど)、自分もおっさんになって、歳を取るとか死ぬこととかをどうしても意識するようになってきた。僕は妻も子供もいないので、家族そのものが歳を取っていくことが実感される。まあ、だからと云ってどうというわけでもなし、誰でも必ずいつかは死ぬというだけのこと。本書を読むと著者はかなり「霊感」みたいなものがある方のようだが、自分はそういうものはまったくなし、何も感じることはない。そんなことはまあどうでもいいことで、本書を読んでまた一歩死の方へ歩むことができたと思う。なかなか稀な本だ。

ペコロスの母の贈り物

ペコロスの母の贈り物

音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第十二番 K.332 (ピリス、参照)。