パスキン展/佐藤信正『ブラウザのしくみ』

晴。溽暑。
音楽を聴く。■モーツァルトクラリネット五重奏曲K.581(シフリン、エマーソンSQ、参照)。好演。■バッハ:トッカータBWV913、BWV914、BWV915、BWV916(リュプザム、参照)。得るところの多い演奏。■マックス・レーガー:喜劇序曲op. 120、ヴァイオリンと管弦楽のための交響的狂詩曲op.147(ヴァルター・フォルヒァート、ホルスト・シュタイン)。レーガーはもう少し聴いてみるかな。

Max Reger Edition Vol.7

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岐阜県美術館の「パスキン展」へ行ってきた。それほど偉大な芸術家という感じはしないけれど、面白かった。まあ、音楽ほど頻繁に絵画に接していないので、絵を観るのはいつでも楽しいのではあるが、それを措いてもである。簡単に云うと、印象派の切り開いた道を継承する画家であり、淡い色調の落ち着いた、端正な作(一九世紀的)と、皮肉っぽく、ユーモラスなカリカチュア(二〇世紀的)の共存する画家とでも云うか。それにしても、むんむんと女臭い感じを与える絵どもだ。やせっぽちな女もいれば、肉の塊もいる。モデルもいれば、恋人もいる。少女は端正だし、おばさんは尻がでかい。絵の感じは「草食系」だが、肉食人種のヨーロッパ人が確実に透けて見える。とか何とかで、なかなか面白かったのである。客の入りも結構あった。常設展は、藤田嗣治がかなりあって、これって前からかと思った。しかし、パスキンを観た後だと、日本人は洒落た女性像が描けないなあと痛感する(注記。藤田のことじゃないですよ。一般論です)。
 ついでに、県図書館が美術館の隣なので、寄っていく。プログラミングの本などを借りる。帰りにカルコス。町田康の『猫とあほんだら』が文庫化されていたので迷ったが、取り敢えず第二作目を読んだか調べてからにする。あとは岡崎武志さんの文庫新刊や、『贈与論』岩波文庫など。

図書館から借りてきた、佐藤信正『ブラウザのしくみ』読了。古い本なのでお薦めはしないが、ちょうど自分の知りたいことがドンピシャで書いてあった。Web技術の基本中の基本が、わかりやすく書いてある。ちょうど WindowsXP が出た頃の本なので、辛うじて今でも読めるというわけだ。さて、この次はどういう本を読むといいのかな。
ブラウザのしくみ

ブラウザのしくみ

下を紹介しているブログがあったが。
これだけは知っておきたい Webアプリケーションの常識

これだけは知っておきたい Webアプリケーションの常識


下のリンクでパックマンが遊べますよ。なかなか上手く移植してある。おじさんたちには懐かしいのだ(笑)。操作はカーソルキーです。
http://www.freegaming.de/components/flash/pacman.swf
これはじつは、下のサイトから取ってきました。僕はゲームは殆どやらないのだが、タダで暇つぶし用のゲームがしたい方には、これは重宝なのではないか。もしかして有名サイト?
http://www.game-tm.com/