バルザック『艶笑滑稽譚 第三輯』/『寺山修司全歌集』

日曜日。晴。
バルザック『艶笑滑稽譚 第三輯』読了。石井晴一訳。凝りに凝った訳文。けしからぬ話を、擬古文風の文体で書いているのがおもしろい。しかし、決して読みにくくはなく、リズムに乗ればすらすらと読んでいける。開高健風に云うと、大人のための童話だろうか。岩波文庫らしい本だと云えよう。

寺山修司全歌集』読了。ダサさの巨匠か。
寺山修司全歌集 (講談社学術文庫)

寺山修司全歌集 (講談社学術文庫)


パスピエを聴く。まずまず。聴いていて気持ちがいいところはある。5lack×Olive Oil を聴く。曲はなかなかいいのだから、ヒップホップはブルガリア語やリトアニア語かなんかでやって欲しい。
5 0

5 0

音楽を聴く。■スカルラッティソナタK170, K162, K164, K149, K154, K148, K172、ソレル:ソナタ ハ長調ロ長調変ニ長調ホ長調(バッケッティ、参照)。スカルラッティは知らない曲が殆どだった。結構聴き応えのある演奏。ソレルの曲はスカルラッティほど充実していないが、最後のなどはいい曲。バッケッティバロックのクラヴィア曲をピアノで弾いていて、ちょっと注目している。