武田暁『場の理論』/ようやく三次元極座標でのラプラシアンが求まった

雨。
音楽を聴く。■ショスタコーヴィチピアノ三重奏曲第二番op.67(アルゲリッチ、ヴェンゲロフ、カピュソン2004Live)。名曲の、すごい迫力の演奏だ。ショスタコーヴィチは、ベートーヴェン以後最もベートーヴェン的な作曲家だなあ。

Martha Argerich and Friends: Live from the Lugano Festivals, 2002-2004

Martha Argerich and Friends: Live from the Lugano Festivals, 2002-2004

■マリピエロ:交響曲第六番(デ・アルメイダ)。

図書館から借りてきた、武田暁『場の理論』にざっと目を通す。場の量子論の入門書としては、わかりやすい方だと感じた。量子力学のおさらいもあるし、丁寧に読めば、前半はだいたい理解できそうである。ただ、自分の力では、第六章の「自発的対称性の破れ」以降はハードルが高かった。けれども、言葉による補足がかなりあるので、目を通して無駄ということはないと思う。そのうち、ゆっくり読んでみてもいいかな。
場の理論 (物理学選書)

場の理論 (物理学選書)


ふぅ、ようやく三次元極座標でのラプラシアンの表現が求められた。力ずくのやり方で、一度はやっておきなさいと云われるものである。丸半日かかりましたね。成果はこれです。数式を打ち込むだけでも大変だった。複雑なので、どこかまちがっていそう。誤りがあったら教えて下さい。
 なお、三次元極座標ラプラシアンについては、ここに少しまとめてあります。