ボルヘス『パラケルススの薔薇』

晴。
音楽を聴く。■グバイドゥーリナ:今この時の中で(ムター)。日本語のWikipedia はあまり詳しくない。■伊福部昭シンフォニア・タプカーラ、 管弦楽のための「日本組曲」(広上淳一)。いやあ、とっても土臭い。非常に日本の土俗的な感じを意識している。縄文? 同じリズムの繰り返しに、感覚が段々麻痺してくる。演奏は好演。

響-伊福部昭 交響楽の世界

響-伊福部昭 交響楽の世界

図書館とイオンの写真屋

図書館から借りてきた、J・L・ボルヘスパラケルススの薔薇』読了。「バベルの図書館22」。鼓直訳。ボルヘスは好きだ。しかしこれほどの文学者なのに、著作の量が少ない。澁澤龍彦が確か言っていたとおり、ボルヘスは短いものを少しだけ書いて、大作家になったのだと思う。
いやあ、日本シリーズ第五戦、面白かった! もちろん(?)楽天を応援していたのだが、九回裏で巨人に追いつかれたときは、終ったかと思った。則本の気迫のピッチングに感動させられました。しかし、巨人はしぶといねえ。原監督の采配もすごい。シリーズ無安打の高橋由伸を代打で出して、またそれが二塁打を打つなんてのは、尋常でない選手起用だと感嘆した。でも、延長でよく銀次が打ったね。素晴らしい試合でした。仙台に戻っての最終決戦が楽しみ。
 しかし、中日ドラゴンズのファンとしては、ポスト・シーズンを戦える球団が羨ましい。来年は谷繁監督なので、また野球が楽しめると思う。この二年間は本当にひどかった。