ブランキ『天体による永遠』

日曜日。晴。
TSUTAYA。カルコス。
何だか眠いです。山下達郎『OPUS』落手。
オーギュスト・ブランキ『天体による永遠』読了。革命家の筆になる奇書。書中に、ニーチェの「永劫回帰」を彷彿とさせるところがある。訳者解説によれば、ブランキが獄中で本書を書いたのは、ニーチェが「永劫回帰」の思想に撃たれる十年前のことであったという。本書には、またベンヤミンが強く反応しているらしい。自分には宇宙論として、ポオの「ユリイカ」と比べてみても面白いような気がするのだが。