玄侑宗久『アブラクサスの祭』

昼から雨。
玄侑宗久アブラクサスの祭』読了。玄侑さんの本はまったく有難い。現代における宗教家の務めを、自然体で果たしている。玄侑さんの小説はいつもテーマが深刻だが、読後感というか、読み終えたときの気分が、自分の場合ポジティヴになれるのが、これも有難い。こういう小説は滅多にないですよ。

アブラクサスの祭 (新潮文庫)

アブラクサスの祭 (新潮文庫)